イラストレーターのサイトを作るとき、なかなか求めているデザインが見つからないなんて悩みないですか?
かくゆう自分もなかなかしっくりくるデザインに巡り会えず、かれこれ10年近くサイトを作っては替え作っては替えを繰り返してきました。
そして今回ようやく有料テーマの『JIN』を使用して、希望通りのイラストレーターサイトを作ることができたので、作り方や特徴を紹介させてもらいます。
イラストレーターのサイトで大事なのは大きくこの3つです。
- 更新のしやすさ
- イラストの見やすさ
- トップページのインパクト
・イラストが見やすく更新もしやすいサイトが作りたい
・トップページはカッコよくしたい
①更新のしやすさ
ウェブサイト(以下サイト)は更新してなんぼです。
毎日更新しないといけないってことじゃなくて、「作って終わり」だと意味がないんです。
適度に更新されることで訪問者はこのイラストレーターが稼働していると感じられますし、ネット検索にもヒットしやすくなり、イラストレーターを探している人に見つかりやすくもなります。
サイトを作れるサービスはいろいろありますが、更新しやすいサイトを作るなら断然ワードプレスがおすすめです。
ワードプレスはいろんな特徴がありますが、ざっくり言うとコンテンツ(記事)を保持したまま、デザイン(テーマ)を切り替えて使うことができるのでサイトを作る上でとても自由度が高いです。(しかも初心者でも簡単です)
この『テーマ』は無料から有料までたくさん用意されていますが、その中から『JIN』というテーマが使いやすくておすすめです。
有料なので¥14,800(税込)になりますが、いろんな機能が詰め込まれている上に初心者にも優しい設計なので決して高くはないと思います。
他にも思いつくだけでこれだけのメリットもあります。
- パソコン、スマホ、タブレットのレスポンシブ対応
- ユーザーが多いので豊富なカスタマイズ例が公開されている
- 専用のフォーラム(相談掲示板)が用意されていている
- ひとつ購入すれば複数のドメイン(サイトで)使用できる
- 定期的なアップデート(メンテナンス)がされているので安心
「ブロガー」や「アフィリエイト」と聞くとブログをバリバリ書く人用に思えますが、デザインも優れているのでイラストのポートフォリオサイトとして『JIN』を使っているイラストレーターも多いですよ。
②イラストの見やすさ
イラストレーターなんだから肝心のイラストは絶対見やすい方がいいですよね。
もちろん通常のブログのようにイラスト1枚(or数枚)に対して1つの記事を作成するというやり方でも間違いではないのですが、イラストを探している人にとっていちいちページを切り替えなくてはいけないのはかなり煩わしいです。
そこでおすすめしたいのが無料プラグインの「FooGallery」です。
FooGalleryを導入すると、こんな感じでイラストをサムネイル表示することができます。
サムネイルの一つをクリックすると拡大表示できるので、スムースにたくさんのイラストを見ることができます。
「SEO対策としても記事数を増やしたい」というのであれば、このFooGalleryのサムネイル表示とは別に、イラストの工夫しているポイントの紹介や、担当したお仕事の詳細など、イラストを交えたより詳しい内容の記事を作成するのもいいと思います。
よくやってしまいがちな例として、ただイラストを並べるだけのサイトはNGです。上でも少し触れていますが、SEO的に画像を並べるだけでは検索上位として評価されにくいという点と、画像だけではどういった意図で制作されているか、どういう用途に向いているかなど、詳しい内容がわかりにくいというデメリットがあります。
つまり、サムネイル表示で一覧しやすくしたページと、イラストについて解説した記事の2種類で構成できる点でも、ワードプレスのJINが適してると言えます。
③トップページのインパクト
「更新のしやすさ」と「イラストの見やすさ」の2つでも十分いい感じのイラストレーターサイトになるのですが、最後にもう1点。
それはサイトの顔とも言えるトップページのインパクトです。
ここまで書いてきたように、『JIN』は至り尽せりでとても満足していたのですが、トップページがブログサイトのようになってしまい、一見してイラストレーターのサイトに見えないのが気になってました。
検索流入してきた訪問者にとって、サイト内を巡回してくれるかはトップページの「引き」がとても大事です。
ネットで何か探し物をしているときも、初見で内容がよくわからないとスルーしがちですよね。
そこで、トップページをLP風にカスタマイズします。
トップページをLP風にカスタマイズのやり方
『JIN』の公式サイトでもLPへの設定の仕方は説明されているので、こちらの記事をご一読を。
トップページをLP風に設定完了できたら、もう一工夫して上部にスライドショーを設置してよりデザイン性を高めるのもアリです。こちらのサイトが参考になりました。
あとは、ショートコードを組み合わせていけば簡単にLP風トップページが完成します。
まとめ
「インスタやTwitterなどSNSのアカウントがあればウェブサイトまで作らなくてもいいんじゃない?」
ぶっちゃけSNSのDMが窓口になりますし、自分もDM経由でイラストの仕事のご依頼をよく頂きます。
ただ、企業案件はネット検索経由で連絡が来ることがありますし、イラストレーターとしてはちゃんとしたサイトをひとつ持っておくのは信用にも繋がると思います。
馴ないうちはなかなか大変ですが、形(サイト)さえできればあとは更新するだけなので、余裕のある時にでも。