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【おすすめの営業方法】イラストエージェントへの登録をしよう

イラストレーターの仕事の取り方がわからないって人多いと思います。

自分も手探りで初めて、状況に合わせていろんな営業の仕方をして仕事を得ています。

そんな数あるイラストレーターの営業のやり方の一つとして「イラストエージェントに登録する」という方法があります。

自分の代わりにエージェントの担当の方やウェブサイトがクライアントにイラストを売り込んでくれるようなイメージですね。

自分が直接営業しなくて良いので、通常の営業と併用してやっておくのがおすすめです。

今回は自分が主に利用しているシュガーイラストレーターズクラブ(以下シュガー)というエージェントの経験からまとめていますので、これからエージェントに登録を考えてる方はぜひ参考にしてみてください!

イラストエージェントに登録するメリット


まずはエージェントに登録するメリットですが以下になります。

  1. 自分に代わって営業してもらえる
  2. ウェブサイトなどで常に閲覧可能
  3. イラストレーターに有益な情報が得られる
  4. 作品集などの書籍に掲載してもらえる

①自分に代わって営業してもらえる

これが一番の特徴ですね。

エージェントにはたくさんのイラストレーターが在籍していて、広告代理店や制作会社などイラストを必要としているところに営業をしています。

逆にイラストを必要としているところがエージェントに問い合わせて、イラストレーターとマッチングしたりコンペ形式で審査されたりします。

自分で全く知らないところに営業をするよりも、ある程度需要が見込まれているところにプロの営業の方がやり取りするので安心感もありますね。

自分で売り込むのが苦手という人にもおすすめな点です。

②ウェブサイトなどで常に閲覧可能

ほとんどのエージェントはウェブサイトで在籍イラストレーターの作品を公開していますので、365日24時間クライアントが目当てのイラストを探しにきます。

これは個人のウェブサイトでも同じことなんですが、実績のあるエージェントですとそれだけクライアントの目に触れやすいですし、大体の場合はGoogleの検索結果としても上位に表示されます。

自分のポートフォリオ(作品集)が常にウェブ上で目につきやすい状態で公開されている、ということです。

③イラストレーターに有益な情報が得られる

イラストのコンペやコンテストなどの仕事や賞金、実績に繋がるような情報や、フリーランスとして役に立つ保険や確定申告についての情報など、メーリングリストで送られてくるので自分で探す手間が省けます。

エージェントを介して送られてくる情報なので信用できますので役立つ可能性が高いです。

あとはソフトの使い方やポートフォリオの作成の仕方などのセミナーを開かれてたりもします。

④作品集などの書籍に掲載してもらえる

ウェブサイトでのポートフォリオの公開とは別に、紙の本に掲載してもらえるエージェントもあります。

自分の登録しているシュガーでは年に1回イラストレーター年鑑に作品を1点掲載してもらえて、その本は全国の大手書店(紀伊國屋など)で販売されたり、広告代理店などにも配布されます。

これは年会費にも含まれているので別途予算がかからないのが嬉しいポイントでもあります。

イラストエージェントに登録するデメリット


もちろんメリットばかりではないですね。イラストエージェントに登録するデメリットについてはこんな感じです。

  1. 会費がかかる
  2. 在籍イラストレーターが多い
  3. 登録には審査がある
  4. 成約時に手数料を引かれる

①会費がかかる

当たり前といえば当たり前なんですが、自分の代わりに作品を売り込んでくれるのでその対価がないと成立しませんよね。

ただ、どこのエージェントの年会費も大体1万円前後が多いと思いますのでそこまで負担にはならないと思います。個人的にじゃ広告宣伝費と考えればコスパも良い方かなと思います。

逆にいえば、無償で登録できるエージェントはちゃんと売り込んでくれるのか心配になりますよね。笑

②在籍イラストレーターが多い

これが個人的に思うデメリットらしいデメリットかなと思います。

シュガーに関しては2020年10月現在、3,000名以上が在籍しています。

在籍しているイラストレーターが多いとそれだけ目に触れにくくなるとも考えられます。

ただ、3,000人がみんなアクティブにポートフォリオを更新したりしているわけではないと思いますので、それだけ信用度が高いとみてもいいのかなと思います。

③登録には審査がある

これはエージェントにもよりますが、例えば在籍イラストレーターが100名以下の場合などはそれだけ厳選されるため審査が厳しくなります。

それ以前にコンテストが事前にあり、入賞してからでないと登録できなかったり、在籍イラストレーターの紹介がないと登録できなかったりするエージェントもあります。

これは審査に落ちるのはもちろん悔しいですが、その分少数精鋭でエージェント自体の価値が高いと考えることもできますので、機会があれば繰り返し応募してみてもいいと思います。

④成約時に手数料を引かれる

これも①の会費と同じで、サービスについての対価なので仕方ないですね。

自分がダイレクトに仕事を取った場合は報酬の全額を得られるのでちょっともったいない気もしなくもないですが。

この手数料には営業にかけられた労力はもちろんですが、クライアントと自分の間をやり取りしてスケジュールなどを調整してもらったりする手間の分も含まれています。

案件によっては個人で営業してもなかなか交渉までたどり着けないようなものもありますし、新規開拓と言う意味でも決して無駄な費用ではないと思いますよ。

2年間シュガーを利用してみた感想


おすすめしておいて申し訳ないですが、約2年在籍して現時点ではまだシュガー経由で仕事を成約してません。汗

ただそれでもおすすめするには理由があります。

というのも、2年登録期間はあるんですがちゃんとポートフォリオを更新したり作品の見せ方を工夫しだしたのは実質ここ半年ぐらいなんです。

最初はイラストレーター年鑑に作品を載せてもらうだけで十分って感じで考えてましたし、他の営業で忙しかったりもしてました。

ただ今年のコロナ禍の影響でイベントや展示会などのリアルな営業方法がままならなくなってから、ウェブを活用した営業方法にも力を入れるようになり、エージェントの利用も見直した経緯があります。

ここ半年はポートフォリオをまめに更新したり、掲載する作品もシュガーを閲覧するクライアントを想定したものを考慮して選んだり工夫してみました。

するとトップページのメインビジュアルに選んで頂いたり、コンペのお話を頂いたり、そのほかにもいくつか打診を頂きました。

シュガーイラストレーターズクラブのHPのトップページへの作品掲載大手イラストエージェント『シュガーイラストレーターズクラブ』のHPのトップに作品を掲載して頂きました。またシュガーから毎年発刊されるイラストレーター年鑑にも2019年と2020年の2回作品を掲載して頂いています。...

今まではほったらかしの状態でしたが、意識的に運用することで少しづつ手応えを感じてきています。

そして、スタッフさんが親切でイラストレーターのことをちゃんと考えてくれているのも好感が持てます。(代表の佐藤さんが実績豊富なイラストレーターということも大きいと思います。)

これからエージェントに登録を考えてる方はシュガーもおすすめします。

その他の有名なエージェント

以下はほんの一例ですが最後にイラストエージェントの有名どころを紹介したいと思います。

キュービック


「イラストレーター エージェント」で検索すると、登録されているイラストレーター さんのHPやブログにヒットすることが多いので、一度は目にされた方も多いエージェントかと思います。2020年11月から私も登録して頂いています。

SPOON(株式会社スプーン)


大阪の老舗イラストエージェントです。現在は休廊されていますがギャラリーも運営されています。
イラストレーターの売り込みも随時募集されているようですので、気になった方は一度連絡してみると登録できるかもしれません。

イラストレーターズ通信


こちらは在籍イラストレーターが800名以上で年会費も1万2千円とシュガーに似たタイプのエージェントです。

在籍イラストレーター達のTwitterでの更新情報の発信も活発で、サイト自体アクティブに活動されてるイメージです。

会員専用の掲示板で仕事のアドバイスやトラブル解決の情報が得られるのも特徴のようですね。

アスタリスク・ディスカバリー


イラストレーション・エージェンシーとして約20年の実績を持つ株式会社アスタリスクが運営しています。

年会費20,000円と今まで見てきた中ではちょっと高め目ではありますが、web上のでポートフォリオの公開やアスタリスクからのお仕事の提案、またアスタリスクがこれまでお仕事の繋がりのあるクライアントへのポートフォリオブックの配布などなど、内容としては安くも感じる充実したバックアップ体制が目を引きます。

アクア


大手案件の制作実績多数のクリエイティブエージェントです。
通常の外部イラストレーターの募集とは別に、ゲームイラストレーターやTVCMの絵コンテライターの募集もされているのが他のエージェントにはない特徴かと思います。

エージェント以外のクラウドソーシングサービス

エージェントに登録するためにはほとんどの場合審査に通る必要があります。

でもエージェントに登録しなくてもイラストの仕事を得ることは可能です。

それがクラウドソーシングサービスです。ランサーズやココナラが有名どころですね。

エージェントは企業などに売り込む形になりますが、クラウドソーシングサービスはC to C(個人間取引)の個人同士の取引が多いのが特徴です。

審査はなくサービスを展開できるのであれば誰でも登録できますので、イラストレーター初心者の方にもおすすめです。

まずクラウドソーシングで実績を積んで、エージェントの登録を目指すのもありですね。

ランサーズ


日本国内のクラウドソーシングサービスとしては高い知名度があるのでがランサーズです。
一つの案件をたくさんのイラストレーターで取り合うようなコンペ形式がメインなので、制作費を安く買い叩かれるなどのネガティブな意見をたまにSNSなんかでも目にしますが、日本のクラウドソーシングサイトとしては最大手で圧倒的な利用者が集まっているので、一度試してみて損はないと思います。

ココナラ


ココナラの特徴はより個人同士の取引が多いことです。主婦や学生の方も多いのでクラウドソーシングを始めるハードルが低いので、イラストレーター初心者の方にもおすすです。
サイトもこまめにアップグレードされたり使いやすい仕様になっているので気軽に始めやすいと思います。

もしもエージェントの審査に落ちたら

エージェントの審査に落ちたからといって自分のイラストに価値がない、ということでは決してないので落ち込まないでください!

そのエージェントのカラー(売り込みに得意なタッチなど)も様々ですし、審査を受けたタイミングでは積極的にイラストレーターを増やしていない時期かもしれません。

自分も今までたくさん審査に落ちましたが、ご縁があっていくつか登録させて頂けたエージェントもありますので、自分に合ったエージェントを焦らずじっくり探して大丈夫だと思いますよ。

まとめ

最後にエージェントを利用する際に注意するポイントも確認しておきましょう。

  1. 登録できたからといって必ず仕事が得られるとは限らない
  2. 登録できても放置せずマメに更新する
  3. エージェントと並行して他の営業手段も継続する
  4. もし審査に落ちても落ち込まない

エージェントに登録したからと言って自動的にポンポン仕事がもらえるわけではないですので、ちゃんと更新したり作品の見せ方を工夫しましょう。

あと、基本的に作品を更新したりするウェブ上の作業がメインになるので忘れがちですが、自分のイラストを売り込んでくれるのは生身の人間(担当者)です。

基本的なビジネスマナーはもちろんですが、イラストを委託している意識を持って丁寧にやりとりしましょう。

いっちょまえにこんな記事を書いてますが自分もエージェントを活用し出したのは最近です。でも個人でいきなり企業にアポを取って営業するよりはエージェントを介する心強さや安心感はありますので今後も継続したいと思っています。

あなたのイラストレーター活動のヒントになりましたら幸いです。最後までお読み頂きましてありがとうございました!