いきなりですが、みんな大好きキン肉マン!
かくゆう私も初めて買ったジャンプコミックスはキン肉マンでした。(出会いはさらに遡ってアニメでした)
幼稚園児ぐらいでしたが、コミックスや録画したアニメを一時停止して暇があったら模写していたぐらいキン肉マンにお熱でした笑
キン肉マンたちの正義超人はもちろん、敵のバッファローマンや悪魔超人などこれでもかと個性的なキャラクター出てきて、少年たちの心を鷲掴みにしておりました。誰しもが一度はオリジナル超人を描いたはず。(そんな応募企画もあったような?)
そんな思い出深いキン肉マンですが、なんと2016年にはTシャツのデザインを担当させて頂きました。(計4点)
今でもキン肉マンはいろんなコラボを幅広く展開されていますが、これも「いろんなイラストレーターがキン肉マンの超人をTシャツとしてデザインする」という企画でした。
そしてまず私のデザインさせて頂いた超人はロビンマスクです!
ロビンマスクのデザインについて
前面
正義超人の中でも人気の高いロビンマスク。
個人的な印象としてはアトランティスとの試合が思い出深いです。
でも、あれ?必殺技ってなんだったけ? キン肉マンならキン肉バスター、ウォーズマンならスクリュー・ドライバーなど、大人になった今でもパッと思いつくんですが、申し訳ない。ロビンマスクの必殺技が印象にあまりなく、、(調べたらめっちゃ豊富なんですけどね)
なので必殺技からはひとまず離れて、出身地の英国(イングランド)をテーマに進めることにしました。

ロンドンといえばブリティッシュ・パンクだろうと安直な連想から、こんなパンキッシュなイラストに仕上がりました。UKパンクっぽく仕上げてみたんですがどうでしょう?
必殺技なら全身の構図が良いと思うんですが、ロビンマスクの仮面のデザインだけでもかなりサマになるので、今回は頭部だけをパンキッシュにデザインしてみました。
文言の「PRINCE OF JUSTICE」はロビンマスクの異名でもある「正義の貴公子」です。(この「異名」もめっちゃある笑)
背面
続いて背面のデザインも前面と同じ雰囲気にまとめるべく、UKパンクを想起させるようなデザインにしました。

ユニオンジャックを安全ピンで留めて、なんともアナーキーな感じです。
背面のうなじ部分にワンポイントでプリントされています。
前面・背面ともにデザインで意識したポイントはこんな感じです。
- ロビンマスクと一目でわかるデザイン
- 特徴(この場合英国出身)を誇張してインパクトを強調する
- でもキン肉マンの世界観は壊さない!
カラーバリエーションについて
ロビンマスクはブルーなので、Tシャツもブルーを想定してデザインを進めたんですが、ブルーのTシャツしか選べないのもどうかとなりまして、カラバリ3種類販売することになりました。
まずはベーシックなロビン色のブルー。
続いて落ち着いた印象のグレー。
最後に定番のブラック。
デザインした身としましては、やっぱり最初の案のブルーボディが一番しっくりくるかな?と思ったんですが、ありがたいことにこちらの3種類とも完売となりました!(キン肉マンオフィシャルショップ『KIN29SHOP』で販売されていました。)
キン肉マン人気は今になっても衰えないどころか盛り上がりが凄まじいですね。
版権イラストについて
今回のようにもともと版権のあるキャラクターから二次的なイラスト制作も承らせて頂いております。(もちろん版元の許可は必須です。)
現在はいろんなキャクターを様々なクリエーターが二次創作する企画が至る所で行われています。観る側や消費者としても楽しんでいますが、制作するクリエイターとしてもこういった有名なキャラクターを題材にできるのは大きな喜びです。
このような版権コラボのようなイラストをご要望でしたら、下記リンクより気軽にご相談頂けますと幸いです!
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
